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注文住宅の予算の決め方!予算オーバー対策や予算別に建てられる家の内容

なつ
マイホームの予算ってどうやって決めたら良い?

マイホーム計画したものの、どのくらいの予算出せるのかイマイチ分からない…

という方もいるのではないでしょうか?

しっかりと予算を考えておかないと、後々支払いがキツい…ということにもなりかねません。

今回は、注文住宅の平均費用、予算の決め方、費用を抑えるコツ、予算別に立てられる注文住宅の内容などについて解説します。

注文住宅の平均費用は?

注文住宅を建てるとなると、気になるのは、どのくらいの予算で建てられるの?ということではないでしょうか?

ハウスメーカーや設計の内容によって大きく費用が変わってきますので、費用のバリエーションは意外と広いものがあります。

家の大きさにもよりますが、注文住宅で家を建てる場合の最低予算は1,000万円台で、平均費用は3,300万円ですね。

 

1000万円後半くらいあれば、シンプルな設計となりますが、機能的で十分な設備を持った家を建てることができます。

一方で上限はいくらでも決めることができ、それぞれの予算に応じて好みの家にしていくことができます。

当然のことながら、予算が上がってくれば、それだけ好きなように注文住宅の中身を変えていけますので、大事なのは自分たちが求めている家と、出せる予算のバランスを取るということです。

 

そのためにも、まずは家族としての年収などから、どのくらいまで注文住宅建設のために出せるのかという、予算の上限をある程度見定めることです。

そうしないと、住宅ローンの支払いなどで、後から苦労することになって経済的な負担が大きくなってしまうからです。

 

また、いくらの予算でどのくらいの家を建てられるのかということを知っておくのも大事ですね。

希望する家のタイプやこだわりを実現するためにはどのくらいの費用が必要となるのかを理解することで、バランスよく予算決めができるようになるからです。

 

予算の決め方

まず、自分たちの家計状況を考えつつ、どのように予算を算出できるかを検討することは欠かせません。

一つのポイントは、自己資金としていくら出せるかということです。

 

統計では、借り入れるローンの金額と自己資金の割合としては、ローンが65%程度、自己資金が35%程度となっています。

そのため、自己資金のおよそ3倍くらいの額が、全体の予算として考えることができるという結果になりますね。

この全体の予算というのは、建設費用だけを示すものでないことに注意をしないといけません。

 

実際の注文住宅建設では、申請などにかかる手数料や雑費などで結構な費用がかかりますので、全体の予算の1割から2割程度低い額が建設費用ということになります。

自己資金だけである程度の予算作成ができますが、もう少ししっかりと考えるために、もう一つの予算の決め方を知っておくと良いでしょう。

それは、「年収×年収倍率+自己資金-諸費用」という計算式です。

この式のうち「年収倍率」というのは、住宅ローンの総額が年収の何倍になるかというもので、どのくらいまでの負担を負ってローンを組めるかという指針となります。

 

予算オーバー!費用を抑えるコツ

こうして予算をある程度出すことができますが、あれもこれもしたいという希望があると、どうしても設計段階で予算オーバーとなってしまいます。

そのため、できるだけシンプルな設計をするようにしましょう。

入り組んだ形の家ではなく、総二階などの見た目にシンプルな外観とする、漆喰塗りの内壁にするのではなく壁紙にするなどの工夫です。

こういうところで出費を抑え、設備を良いものとすることができます。

 

また、一つのメーカーだけに見積もりを出してもらうのではなく、必ず複数の会社に依頼して相見積もりを出すようにしましょう。

そうすることで、同じような基準でより安いところを見つけられますし、それぞれの見積もりを材料に価格交渉を行えることもあるからです。

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どんな家が建てられる?予算別に紹介!

1000万の注文住宅の場合

1000万円の予算だと、シンプルな設計にすることが大前提となります。

屋根の形を切り妻のみにする、外観を総二階にするなどして、外壁の材料と工程を減らすことができます。

内装はビニルクロスを多用することや、巾木、額縁などの建材をシンプルなものとしていくことになりますね。

また、設備を多少安いものにしていくというのも原則となります。

見た目や設備はシンプルになりますが、必要なものはしっかりとそろえられますので生活に不便を感じることはないでしょう。

 

2000万の注文住宅の場合

平均的な注文住宅を建てるために必要な予算となるのが2000万円台ということになります。

ある程度デザイン性にも優れた外見の家にすることができますし、リビングなどの大事なところに漆喰塗りをしたり、キッチンやお風呂用の設備をグレードアップすることができます。

ただし、他の部屋などは壁紙、ビニルクロスなどの建材を使って費用を抑えていく工夫が必要となりますね。

 

3000万の注文住宅の場合

3000万円あるとかなり自由に注文が出せるようになります。

好みの形に外観を作っていくことができますし、建材にもこだわれるようになります。

また、設備をより豪華で機能的なものとすることができますね。

壁やフローリングの材料にもこだわって、見た目に高級感を出すこともできます。

ただし、いろいろな希望が出てきてしまって予算オーバーとなりやすい価格帯ですので、上手にバランスを取ることが重要です。

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