胞状奇胎は私の体に【アッシャーマン症候群】という爪痕を残していった。

爪痕と書くとなんか言葉が悪いのかもしれませんが…わたしの治療記録をお話しようと思います。

正直ナイーヴな話なんでここで話すのは迷ったんですが、自分が胞状奇胎やアッシャーマン症候群になったときにネットで検索してみても情報が少なかったんです。特にアッシャーマン症候群。

同じように治療した人の話やどういう感じだったのか体験記みたいなものが読みたかったんですが、ほんとに少ない。有名な掲示板アプリ「ママリ」でさえ質問数一桁ですよ。いや少ない方が良いかもしれませんが、やっぱり当事者としては不安になるもので自分と同じ体験をした人の話が聞きたくなります。

そういうこともあって今回はここで話そうと思います。

あと、実際に胞状奇胎になられた方にも知って欲しいという思いもあります。わたしがアッシャーマン症候群になったのは【胞状奇胎】が原因だったから。胞状奇胎の治療が終わったけどなんかいつも違うと感じることがあったら、わたしが今から話すことをちょっとで良いから思い出してくれたらと思います。

アッシャーマン症候群ってなに?

子宮内を掻爬することにより、外科処置の際に腹膜が癒着するように子宮壁が癒着する。子宮内掻爬後一定数発症する偶発症である。無月経、過少月経、不妊の原因となる

出典:wikipedia「アッシャーマン症候群」

別名は「子宮内腔癒着症」とも言われます。

簡単にいうと、流産・中絶時に行われるソウハ手術などが原因で、子宮内の壁がくっついてしまう(癒着)こと。癒着してしまうと着床しにくくなり、結果妊娠しにくい状態になります。また生理の量が極端に減ります。

 

わたしがアッシャーマン症候群になった経緯

わたしの場合は、2016年6月に胞状奇胎と診断されその月に2回ソウハ手術を受けました。それからその年の11月末までHCGの数値を見ながら経過観察し、12月からまた妊活を再開しました。

今思えばこのころから生理の量がいつもと違うかったんですよね。以前とくらべてめちゃ少なかったんです。前は量も多かったし、2日目なんか鈍痛でめちゃしんどかったし…。それなのに「えっもう終わり…?」ってくらい。終わりかけな感じで終わることもありましたね。

 

さすがにおかしいと思ったので通ってたクリニックの先生にも伝えました。

 

そこで一旦子宮鏡検査をしたんですよね。それで分かったのが以前の記事にも書きましたが、子宮の中が毛羽立ってる?状態で、ようは荒れていたんですね。そのときは子宮内膜を厚くする薬を使って生理を繰り返したらだんだん綺麗な状態に戻って、内膜も厚くなってくるよ。という先生の診断だったので、そのまま続けてみることに。

 

しかしそこから半年以上経っても、生理の量は変わらず少ないまま。今子宮の中がどうなっているのか気になるのに「ぼくにまかせてくれたら大丈夫」という先生の思考にだんだん着いていけなくなり、またちょっと疑ってしまうようになり、気持ちも沈んでいく…。

 

こんな状態は良くないよ!!!(心の叫び)

 

そこで思い切ってクリニック転院したんです。先生に今までの経緯をすべて話しました。

先生「じゃあ1回子宮鏡検査して子宮の状態を見てみようか」

先生「アッシャーマン症候群になってる。子宮内膜が2ヶ所癒着してしまってるね。」

ええ!?アッシャーマン症候群!??

 

初めて聞いた名前だったのでこのときはビックリ!と同時に生理の量が少なくなっていた原因が分かって良かったという気持ちも。でもそれ以上に先生によってもこんなに診断が違うものなんかと…。もし転院してなかったらと考えるだけで怖いよ。

 

アッシャーマン症候群はソウハ手術が原因でなるから、わたしの場合、胞状奇胎で同じ時期に2回も手術したから子宮に負担がかかっていたこと。もうひとつは体質がそうさせたこと。わたしは元々排卵しにくい体質(多嚢胞性卵巣)なんです。そうなると周期が長くなり、内膜が作られる期間が遅くなるから、癒着した部分がよりくっついてしまう感じでした。

 

癒着していたところは2ヶ所で、一つは子宮の真ん中あたり、もう一つは卵管の入り口近く。先生の話を聞いてるとそりゃ妊娠しないわけだよって妙に納得してしまいました。

 

アッシャーマン症候群の治療

アッシャーマン症候群の診断がおりても、まだ軽い症状であれば、子宮鏡検査で癒着している部分をちょいちょいつついて剥がれる場合もあるんだそう。でもわたしは、ソウハ手術からかなり日数が経っていて、内膜も厚くならない状態が続いたので、全然剥がれませんでした。

 

だから手術してきました。手術の話はまた別記事で書きますね。

 

そうそう手術が無事終わっても、アッシャーマン症候群の場合、再癒着しやすいみたいですよ。ガーン。わたしも実際手術終わってからもやっぱり再癒着していました。退院後、4回連続子宮鏡検査でその再癒着した部分を剥がしてもらいました。手術後だからちょっとつつくだけで剥がれるみたいです。

 

なかには手術したあと再癒着しないように、子宮内にリングを入れる処置をする人も多いみたいです。こっちのほうが主流なのかな?わたしの主治医は入れない方針でした。

 

でもねさすがに毎回子宮鏡検査は心も体も負担が大きすぎましたね…。治療のためにはしょうがないけど、やっぱりつつかれると痛いわけで…。さすがに病院で泣いてしまいました。知り合いの看護師さんがあったかい言葉をかけてくれるから余計にね。。。

 

こんな感じでとりあえずはアッシャーマン症候群の治療は一旦終わり、また心機一転タイミングでがんばっていくことになりました。

 

まとめ

もしソウハ手術をした後に生理の量が極端に減っていたらアッシャーマン症候群かも…疑ってみても良いかもしれません。この件に限らずなにかおかしいなぁと感じたら、他の先生にも診てもらうことは大事だなぁと身をもって感じました。

気付けば、多嚢胞性卵巣、胞状奇胎、アッシャーマン症候群…。こうやって書き出してみてもワロエナイ(汗)

でもでも泣きたいときは泣いて趣味に没頭してリフレッシュしてなんとかやってます!もしわたしと同じような診断下ってる方がいましたら、一緒にがんばりましょうね(もう十分がんばってるよね)